【重要】2026年1月からヤマト運輸の“リチウム電池”航空輸送ルールが強化されます
中国仕入れ・EC事業者の皆さまへ、必ずご確認ください

いつもさくら代行をご利用いただき、誠にありがとうございます。
ヤマト運輸より、2026年1月1日以降、リチウム電池を含む製品(以下「リチウム製品」)の航空輸送に関する基準が大幅に強化されるとの発表がありました。
モバイルバッテリー、LEDランプ、電子機器、スマートウォッチ、イヤホンなど──
多くの「中国仕入れの主力商品」が該当します。
今回の変更により、航空輸送を希望する場合は、事前の承諾手続きが必須となり、ルールに適合しない場合は「陸海上輸送(配送遅延)」となります。
EC運営・FBA納品の方は影響が大きいため、必ずご確認ください。
■ 1. 航空輸送区間と対象サービス
以下の区間へリチウム製品を送る場合、今回の新ルールが適用されます。
● 対象サービス
宅急便を含むすべてのサービス
● 主な該当区間
・全国(沖縄除く) ⇒ 沖縄
・北海道 ⇒ 中国・四国・九州
・中国・四国・九州 ⇒ 北海道
・沖縄 ⇒ 全国(沖縄除く)
さらに、翌日配達などの“スピード配送”でも適用されます。
翌々日地域へ翌日お届け(タイムサービス等)
・全国(北海道除く)⇒ 北海道
・全国(九州除く)⇒ 九州
・北海道 ⇒ 全国
・九州 ⇒ 全国
※沖縄宛ての商品、北海道↔九州などを使うEC事業者は要注意です。
■ 2. 航空輸送を従来の日数で行うための必須手続き
(1) 航空輸送ルールの確認と「承諾登録」
ヤマト運輸の専用サイト( https://pages.kuronekoyamato.co.jp/lithium_ion_battery_input.html )で以下の対応が必要です。
・国際基準およびヤマト運輸の航空輸送ルールの確認
・ルールに適合した出荷を行う旨の承諾
・お客さま情報の登録
(2) 専用シールとリチウム電池ラベルの貼付
手続き完了後、
・航空搭載基準適合シール
・リチウム電池ラベル
がヤマト運輸より送付されます。
出荷時は、
両方を荷物へ貼付することが必須になります。
(3) 出荷時の申告
航空輸送区間でリチウム製品を発送する際は、
集荷担当者へ「リチウム製品です」と申告が必要です。
■ 3. 手続き専用サイト
(ヤマト運輸公式)
https://pages.kuronekoyamato.co.jp/lithium_ion_battery_input.html
※法人契約(掛売り契約)が必要です。
※ドライバー・営業所では対応不可。
■ 4. さくら代行をご利用の皆さまへ
今回の基準強化は、“ヤマト運輸を使って自社から直接発送する方”にのみ影響が生じる内容です。
さくら代行からの国際発送・国内発送をご利用いただく場合は、今回のヤマト運輸の手続きは不要です。
ただし、以下に該当する方は必ずご確認ください。
● ① 自社でヤマト運輸を使って発送している場合
沖縄宛て、北海道↔九州などの航空区間でリチウム製品を発送する際、
事前承諾・ラベル貼付・申告が必須になります。
● ② 自社発送の一部をヤマトで送っている場合(FBA納品や自社ECなど)
・スマホアクセサリー
・LED商品
・電子機器
など、リチウム電池を含む商品を扱う場合は、
今回の規定により配送遅延リスクが高まる可能性があります。
■ さくら代行側の対応
今回の変更は、あくまで「日本国内のヤマト運輸による航空区間の配送」に関する規制であり、
中国から日本へ商品を仕入れる際には、この影響を受けません。
さくら代行が取り扱う国際配送ルート(中国 → 日本)は、
今回の国内航空規制とは全く別の基準で運用されているため、
追加の手続きやラベル貼付、航空承諾などは一切不要です。
■ 結論
● さくら代行経由で仕入れる場合 → 今回のルール変更の影響なし
● 自社でヤマト運輸を使う → 手続き必須(2026年1月~)
特に、
・沖縄向け
・北海道↔九州
・FBA納品でヤマトを使う
方は注意が必要です。
さくら代行は今後とも、仕入れから検品、発送まで、EC事業者の皆さまが安心して販売に集中できるよう、
変わらず丁寧でスピーディーなサービスを提供してまいります。
不明点やご心配があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。
これからも 「中国仕入れさくら代行」 をどうぞよろしくお願い申し上げます。


