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中国から荷物を送ってみて分かった…重さで送料はこんなに変わる

中国から日本へ商品を仕入れるときに、仕入れ価格と同じくらい重要なのが「送料」です。

私自身、最初はあまり深く考えていなかったのですが、重さが増えるにつれて輸送手段による料金差がどんどん大きくなり、「え、こんなにかかるの!?」と冷や汗をかいたことが何度もあります。

選び方を間違えると、せっかくの利益が一瞬で消えてしまうことだって珍しくありません。

 

そこで今回は、実際によくある 10kg100kg500kg 3つのケースを例に、それぞれどの輸送方法を選ぶと安くなるのかを分かりやすく整理しました。

あわせて、到着までの日数や実際に使ってみて感じた「便利さ・不便さ」についても紹介していきます。

これから中国輸入を始めたい方、または物流コストで悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

110kg前後 ― 小ロット輸入

選択肢

  • ・EMS(国際郵便)
  • ・国際宅配便(DHLFedExUPSなど)

 

コスト比較

  • ・EMS:約9,600
  • ・DHLFedEx5,00014,000円(契約割引による)

 

納期目安

  • ・EMS37日程度
  • ・DHLFedEx25日程度(速達性に優れる)

 

特徴

10kgくらいの少量輸送なら、いちばん使いやすいのはやっぱりEMSです。

料金体系がシンプルで、通関から日本国内の配送までまとめて任せられるので、初めての方でも安心できます。

一方で、DHLFedExはスピード面では強いのですが、契約割引がないと料金が高くつきがちです。

 

おすすめ戦略

「まずは少しだけ輸入して試したい」といったテスト販売や初めての取引なら、迷わずEMSが安心。

逆に継続して輸入する予定がある方や、ある程度まとまった量を扱う方なら、DHLなどの国際宅配便と契約してコストを抑えるのも現実的です。

2100kg前後 ― 中ロット輸入

選択肢

  • ・航空貨物(通常便)
  • ・混載航空便(LDX航空便・海源DG航空便など)
  • ・海運LCL混載便(コンテナをシェアする方式)

コスト比較

  • ・航空貨物:約72,000
  • ・混載航空便:約65,000
  • ・海運LCL混載便:5,80011,600

 

納期目安

  • ・航空貨物:57日程度
  • ・混載航空便:710日程度
  • ・海運LCL混載便:2030日程度

 

特徴

100kgくらいになると、輸送手段によって本当に料金差が大きいです。

海運のLCLを使えば、1万円前後で運べることもあってコストは圧倒的に安いんですが、その代わり到着までに34週間はかかってしまいます。

すぐに売りたい商品なら航空混載のほうが安心ですし、在庫補充や低単価の商品なら時間をかけても船便でまとめた方が効率的です。

 

おすすめ戦略

結局は「納期とコストのバランス」をどう取るかがポイントです。

私なら、主力商品や売れ筋は航空混載で早めに入れて、補充用や急がない商品は船便でまとめて送る。

この使い分けが一番現実的で、結果的にストレスも少なくなります。

3500kg前後 ― 大ロット輸入

選択肢

  • ・海運LCL混載便
  • ・FCLコンテナ輸送(20ftコンテナ貸切)
  • ・航空貨物(非現実的に高額)

 

コスト比較

  • ・海運LCL混載便:43,00072,000
  • ・FCLコンテナ(20ft):21.628.8万円
  • ・航空貨物:約36万円

 

納期目安

  • ・海運LCL混載便:2030日程度
  • ・FCLコンテナ:1825日程度(直行便を使えばLCLより早いケースも)
  • ・航空貨物:57日程度

 

特徴

500kgくらいになると、もう航空便はほとんど選択肢に入りません。

金額が跳ね上がってしまうので、現実的に使う人はほとんどいないと思います。

実際、このクラスになるとほぼ海運一択です。

中でもLCL混載便なら、5万円前後で運べることもあって、コストをかなり抑えられます。

さらに取引量が増えて1トン、2トンと大きくなってきたら、FCLコンテナを貸し切った方が結果的に安くなるケースが多いです。

 

おすすめ戦略

500kg程度なら、まずは迷わずLCL混載便で十分です。

そして取引が大きくなってきたらFCLに切り替えて、さらに物流コストを下げていく。

段階的に輸送方法を変えていくのが、現実的で一番効率的な流れだと思います。

4重量別まとめ表

重量帯

最適輸送方法

料金目安(円)

納期目安

特徴

10kg

EMS / DHL

EMS:約9,600 / DHL割引5,00014,000

37

小ロットはEMSが最安・安定

100kg

LCL船便 / 航空混載

船便:5,80011,600 / 航空混載:約65,000

船便2030 / 航空710

コスト優先は船便、時間優先は航空混載

500kg

LCL船便

43,00072,000

2030

航空は非現実的、船便が圧倒的に有利

5コスト削減の実務ポイント

  • ・体積重量に注意
    箱が大きいと実重量よりも高く計算されるため、可能な限り省スペース梱包を心がける。
  • ・混載便の活用
    複数社の荷物をまとめるLCLや混載航空便を使うことで、割安な料金が適用されやすい。
  • ・フォワーダーとの契約割引
    継続的な取引があれば、物流会社や代行業者を通して特別レートを引き出せる。
  • ・納期と価格の使い分け
    新商品やシーズン品は航空便で素早く、リピート品や低単価商品は船便でコスト重視、という併用が理想。

6さくら代行のサポート

重量別に最適な物流ルートを自分で比較・契約するのは、特に初心者にとって難しい作業です。

さくら代行では、以下のようなサポートを提供しています。

  • ・一番いいルートを一緒に探します

 

「急ぎで欲しいけど高いのは困る」「安く運びたいけど遅すぎるのも不安」──そんな時こそ私たちの出番です。

EMS、航空混載、LCL船便の中から、荷物の重さや納期に合わせてちょうどいい方法をご提案します。

  • ・送料は最初からハッキリ

 

輸入って、あとから「え、送料こんなに高いの?」ってなることが多いんですよね。

だから私たちは、最初にしっかり見積もりを出します。

利益計算がズレないから、安心して仕入れの判断ができます。

  • ・めんどうごとは丸ごと任せてください

 

検品、梱包、ラベル貼り、通関の書類づくり──こういう細かい作業って本当に手間ですよね。

でも大丈夫。ぜんぶ私たちがまとめてやります。

お客さまは「仕入れて売ること」に集中できるようにします。

  • ・専用ルートだから安くなる

 

実は私たち、LDX快速船や海源の混載便といった専用のルートを持っています。

だから普通に頼むよりも安くできるんです。

速さとコストの両方を大事にしたい方に、特に喜ばれています。

 

物流をアウトソースすることで、販売者は「販売戦略」に集中でき、余計な時間やリスクを減らすことができます。

7結論

  • ・10kgEMS(約1万円)が安定。DHL割引契約があるなら競合。
  • ・100kg:コストなら船便(約1万円弱)、納期重視なら航空混載(約6.5万円)。
  • ・500kg:船便が圧倒的に有利(約47万円)。航空は30万円以上で現実的でない。

 

輸入ビジネスでは、「商品単価 × 物流コスト × 納期」という3つの要素を常に天秤にかける必要があります。

重量に応じた最適な輸送手段を選ぶことで、利益を最大化し、競争力を高めることが可能です。

 

物流選びに迷ったら、まずはさくら代行のような専門業者に相談し、自分のビジネスに合ったルートを見つけてください。

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