義烏に新しい市場「全球数貿中心」誕生 ― “AIが商売を変える”第六代市場
中国・義烏に、新しい時代の市場が誕生しました。
その名も「義烏全球数貿中心(Yiwu Global Digital Trade Center)」。
これまでの“卸売中心”だった義烏市場から一歩進み、AIとデジタル技術で世界とつながる第六代市場として注目を集めています。
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新しい市場では、単なる商品取引ではなく、ブランドづくり・デザイン開発・越境販売までを一体化。
館内では「AI翻訳インタラクティブスクリーン」や「世界義烏商貿大模型(Yiwu Global Trade AI)」など、商談や商品開発を支えるAIシステムが導入されています。
例えば:
- ・AI名刺:各国バイヤーとの言語の壁を解消
- ・AIトレンド分析:人気ジャンルや国別嗜好を即時把握
- ・AIデザインツール:商品のパッケージ・ビジュアルを自動生成
まさに“会話できる市場”“考える市場”へと進化しています。
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すでに約3700社の新規店舗が入居。
そのうち半数以上が自社ブランドやIP製品を展開しています。
潮玩(トレンドトイ)・ファッション雑貨・知育玩具などの分野では、
「AI+クリエイティブ」で生まれた新ブランドが次々と登場。
LABUBU人気をきっかけに、義烏発のオリジナルIPが海外でも売れ始めています。
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同センター1階には教育系玩具ブランド「博燃教育」が登場。
人体構造や中薬材の模型など、“学びながら遊ぶ”シリーズを展開。
AIによる商品開発やデザイン最適化を行い、一帯一路諸国や欧米市場へ輸出を進めています。
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また、ネパール羊毛フェルト製品のブランド「Coco」も注目株。
義烏とネパールを拠点に2000人以上の職人を支え、
古い手仕事にモダンデザインを融合した雑貨を世界に輸出。
将来的には「羊毛フェルトDIY体験」も予定されています。
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“第六代市場”と呼ばれるこの全球数貿中心は、
単なる商品取引所ではなく「デジタル貿易×クリエイティブ×AI」の融合拠点。
義烏は、これまでの「世界の小商品市場」から、
「世界のデジタルトレード都市」へと進化しています。
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私たちさくら代行も、現地スタッフがすでに新市場を視察済みです。
AIやデジタル商談ツールを取り入れた新しい義烏の形を、
日本のお客様にもスムーズにご紹介できる体制を整えています。
仕入れやOEM相談の際に、「全球数貿中心」からの商品リサーチも可能です。
これからの義烏は、“AI時代の仕入れ基地”として、ますます目が離せません。
 
                    義烏に新しい市場「全球数貿中心」誕生 ― “AIが商売を変える”第六代市場...
 
                            
 
																						 
																						




 
                         
                         
                            
 
   
   
   
   
   
   
   
                 
                 
                 
                 
                 
             
             
             
        