一概に「どちらが品質が良い」とは言えませんが、それぞれの特徴を理解すると、目的に合った仕入れがしやすくなります。
アリババ(1688.阿里巴巴)の特徴
・主にBtoB(企業向け)取引が中心
・大量仕入れ向けの卸価格が設定されている
・工場やメーカー直販が多く、品質にバラつきが少ない
・MOQ(最小発注数)が設定されていることが多い
・独自ブランドやカスタマイズ商品の製造依頼が可能
品質について
アリババはメーカー・工場から直接仕入れることが多いため、
安定した品質の商品を入手しやすいです。
ただし、安価な商品も多いため、信頼できる工場かどうかの見極めが重要になります。
タオバオ(淘宝网)の特徴
・主にBtoC(個人向け)取引が中心
・少量購入が可能で、MOQがないことが多い
・流行の商品が多く、デザインの選択肢が豊富
・アパレル・雑貨・小物などのトレンド商品が充実
品質について
タオバオは個人向けの販売店が多く、品質にバラつきが大きいです。
信頼できる店舗を選べば高品質な商品もありますが、
低品質なコピー商品や偽物が混在している場合もあるため、慎重に選ぶ必要があります。
購入者レビューや販売実績を確認することが必須です。
項目
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アリババ(1688)
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タオバオ(Taobao)
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対象
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企業・事業者向け(BtoB)
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一般消費者向け(BtoC)
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仕入れ単位
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大量仕入れが基本
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1個から購入可能
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価格
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卸価格(比較的安い)
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小売価格(やや高め)
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品質の安定性
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比較的安定(工場直販が多い)
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店舗ごとにバラつきあり
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トレンド商品
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少なめ
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多い
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カスタマイズ可否
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可(OEM・ODM対応あり)
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不可
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仕入れ目的に応じた選び方
・品質が安定した商品を大量に仕入れたい → アリババ
・少量仕入れでテスト販売をしたい → タオバオ
・トレンド商品やデザイン性の高い商品を扱いたい → タオバオ
・独自ブランドで商品を展開したい → アリババ(OEM・ODMが可能)
まとめ
- 品質の安定性を求めるなら「アリババ」が有利。ただし最小ロットを設定していることがある。
- 少量からテスト仕入れしたいなら「タオバオ」が便利。ただし、品質の見極めが重要。
仕入れの目的や販売戦略に合わせて、アリババとタオバオを使い分けるのがベストです!
さくら代行では商品についてのご相談も承っております。