国際配送時に、商品が税関による調査・検査の対象となった場合、下記のような追加費用が発生する可能性がございます。
これは主に、知的財産権の侵害が疑われる商品や、輸入に特別な許可が必要な商品が対象となります。
調査や対応にかかった実費・手数料は、通関会社や国際運送会社より請求され、お客様のご負担となります。以下は、その代表的な費用項目です。
■ 滅却(処分)費用
税関で輸入が認められなかった商品は、税関指定の専門業者によって破棄処分(滅却)されます。
その際、空港税関内へ立ち入るために特定の登録車両をチャーターする必要があり、専門業者による処理作業費も含め、比較的高額な費用となります。
※参考金額:30,000円/件~
■ 仕分け費用
問題のある商品と、問題のない商品を分けて保税倉庫へ移動・整理する作業が発生する場合があります。
この際も倉庫への移動には専用車両のチャーターが必要であり、人件費も加算されます。
※参考金額:3,000円~
■ 内点(内容確認)費用
税関から商品の写真や仕入れ元ページと実物との比較を求められる場合があり、その対応に関わる人件費・調査費用が発生します。
※参考金額:6,000円~
■ 再申告費用
問題のある商品の対応後に、残りの正常な商品の通関申請を再度行う場合の手数料です。
※参考金額:8,000円~
■ 保税倉庫保管料(問題商品の保管)
処分が完了するまで、問題商品の保管にかかる費用です。通知の遅れや連絡不能が続いた場合、費用が高額になることもございます。
※状況により変動
■ 保管費用(正常商品の保管)
問題解決までの間、正常な商品を保管するための費用です。
※参考金額:3,000円~
■ ペナルティ費用(知的財産侵害等)
コピー商品などの知的財産権を侵害する商品が税関で差し止められた場合、通関業者や運送会社からペナルティ費用が請求されることがあります。
これは、業者側が営業許可のリスクを負っているためであり、非常に重要な問題です。
※税関でNGとなった場合のみ請求
※参考金額:50,000円/件~
■ 特別対応手数料
処分時に、税関から指定された業者による焼却や破壊などの対応報告書(写真付き)の作成が求められる場合、その対応費用が発生します。
※数量が多いほど高額になります
※参考金額:20,000円/件~
【ご注意】
税関調査は予告なく発生し、どの荷物が対象になるかは事前に分かりません。
上記費用はあくまで「可能性のある一例」であり、実際の請求内容や金額はケースにより異なります。
ご不安な点や事前確認をご希望の場合は、お気軽にさくら代行カスタマーサポートまでご連絡くださいませ。
アップロード時間:2025-04-23